2018年 第9回 むかしの脱穀と籾摺り

2018年 第9回 むかしの脱穀と籾摺り

※参加者募集中です。

2018年10月20日(土)

※雨天決行

前回の稲刈りは天候により中止となりましたが、天気の良い日を選び、稲は天日で乾燥中です。稲刈りから玄米になるまでは手間がかかります。動力機械を使えば、稲刈りから籾摺りまでを一気に終わらせることができますが、ゼロからの米づくりでは動力を使わずに、手動の道具を使って脱穀と籾摺りをします。

■脱穀
稲束から籾を外します。ネットオークションで落札した「足踏み脱穀機」を使って脱穀します。足踏み脱穀機は優れものですが、江戸時代に主流だった千歯こきも使ってみます。
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■選別
脱穀した籾には空の籾や、藁くずが混ざります。これらを選別する作業です。福島の農家さんから譲っていただった手動の唐箕(とうみ)を使って風力で選別します。この唐箕は昭和17年に作られたものです。唐箕は優れものですが、手箕(てみ)も使ってみます。
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上下補正

■籾摺り
選別して実が詰まった籾を籾摺りして玄米にします。 非電化工房非電化籾摺機2 を使って籾すりします。非電化籾摺機2は唐箕機能も付いて優れものですが、木臼も使ってみます。

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ゼロからの米づくりは、お金やエネルギーに頼らない米づくりの体験としてはじめましたが、私自身もこの体験から様々な意義を見つけました。

・適正技術を考える原体験(農産物と投入エネルギーの関係、みんなで体を使って作業をする愉しさ)
・食育を考える原体験(なぜお米を一粒も残さずに食べるのがよいとされてきたか)
・安心を考える原体験(不安はどこからきて、どこまで続くのか。セイフティーネットの自己構築。)

言葉だけで伝わらないことがたくさんあります。実際に手を動かして気づくこと、多様な人が集まってはじめて気づく視点があります。

たくさんやらなければそれほど疲れる作業ではありませんが、体力に自信がない方、疲れた人は見学だけでも結構です。この日に籾摺りした玄米はすぐに食べることができませんが、みんなで薪でご飯を炊いて食べましょう。

JR木更津駅までは、東京・横浜方面からアクアラインバスで約1時間と近いです。自動車でのお越しも歓迎です。もちろん地元の方も大歓迎です。


タイムスケジュール:
2018年10月20日(土)
9:30 JR木更津駅東口集合(車でお越しの方は、申し込み後に個別に連絡します)
10:00 現地集合(車)
10:00~ 作業
11:30~ 昼食(みんなでつくります)
13:30~ 作業
16:00 終了
16:30 木更津駅へ

参加費: 一般2,000円、小学生以下1,000円、未就学児無料

持参物: 作業できる服装(長袖、長ズボン)、マスク、タオル、帽子、軍手、飲み物

免責: ケガや事故の補償はできませんので、不安な方は携帯電話から入れるレジャー保険などに各自加入してください。

お申し込み: 「ゼロからの米づくり 4.免責」に同意の上、下のフォームの題名に「第9回参加希望」とメッセージ本文に次の4点の記入事項を書き、10月18日(木)までに送信してください。折り返しEメールでご返信します。

1.交通手段(公共交通/自家用車)
2.人数(大人/小学生/未就学児がわかるように)
3.全員のお名前
4.代表者の携帯電話番号
※昼食不要の方、食物アレルギーをお持ちの方はお申し込み時にお知らせください。


お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

題名

メッセージ本文

「ゼロからの米づくり 4.免責」に同意します。
(これにチェックをし、送信ボタンを押すと、メッセージが送信されます。)