ゼロからの米づくり

2017年より場所を変え、長く耕作していなかった田んぼを再び開墾しています。山からの清水を頼りに、気候に合った栽培方法で、米づくりをたのしみます。木に囲まれているため、周囲からの影響を受けにくい環境です。農薬や化学肥料は使わず、自家採取を続けて種を守りながら、そしてゲンジボタルが見られる場所でもあるので、他の生き物ともできるだけ共存できるよう、気にかけながら里山の中にお邪魔します。

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以下は、2015年までのものです。2017年以降は様子を見ながら、少しずつイベントを立てていきますので、ご参考まで。
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1.概要

    「自分で作ったお米を食べたい。」
    「大型機械を使わず、手作業でお米を作ってみたい。」
    「田舎暮らしをしたいけど、田んぼはやったことがない。」
    「自給力を高めたい。」
    「子どもにも米づくりを教えたい。」
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    東京・品川・川崎・横浜駅から木更津駅までは、アクアラインバスで約1時間。地元の方は元より、都心からでも米づくりを愉しく学べるワークショップです。

    米づくりのことを全く知らない人でも、約半年間このワークショップに参加すれば、米づくりの重要なポイントを体験しながら身につけることができます。

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    文字は、子供が小麦と籾殻とを区別することをおぼえ、自分で味覚をいくぶん発達させてからのほうが、
    ずっとよく教えられるのです。
    ガンディー http://1000ya.isis.ne.jp/1393.html
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    2014年からは下の2点を追加しました。
    (1)サツマイモの栽培もします。サツマイモは米が不作のとき、主食代わりにもなります。
    (2)学生料金、高校生以下の料金を下げました。子どもたちと一緒に学んでほしいからです。

    2015年からは下の3点を追加しました。
    (1)タノカルチャー木更津 ダーチャ会員になると、様々な特典と低価格なダーチャ会員料金でご参加いただけます。何度も参加する方にはおすすめです。米作りが終わってからも年間を通してお愉しみいただけます。
    (2)野菜や穀物など、28種類の栽培を追加予定です。農薬を使わずに、手間がかからずに育つものを探していきたいと思います。不作になることもありますが、新鮮な野菜をたくさん食べていただけたらと思います。
    (3)たまに地域の名所?迷所?に遊びにいきます。

 

2.経緯

    2013年、僕は小さな田んぼを借りて米作りにチャレンジしました。これまで田植えや稲刈りを少しだけ体験したことはありましたが、米づくりの知識はほぼゼロの状態でした。地元の農家さんに習い、なんとか収穫に漕ぎ着けました。2014年ほぼ自立できました。
    僕は都市で育ち、大自然に囲まれて育ったという感覚はあまりありません。最初に就いた仕事はシステムエンジニアで、農業とはかけ離れた生活を送っていました。むしろ虫が嫌いで、草むらに入ることさえもあまり好きではありませんでした。
    そんな僕がなぜ米作りをしようと思ったのか。それは、
    ・低支出な暮らしをしたい
    ・食糧自給率を少しでも高めたい
    ・自分が手作業で愉しめる田んぼのサイズを見極めたい
    ・まだ若いうちにどれだけ大変なのか体験してみたい(アラフォーです)
    からです。

    できるだけ、手作業・無農薬・無化学肥料でやっていきたいと思います。

    「米は八十八の工程を経て、ようやくできる。」「農業はキツイ、大変」と言われています。たしかにそうなのかもしれません。それでも、効率や収量にこだわらなければ、レジャー感覚で愉しむことができます。休日は消費するだけでなく、ものを作り出すことを愉しむと、無理なく支出を減らすことができます。大型機械を使わなくても、手作業でも米づくりができることがわかると、なんだか不安がなくなります。
    「キツイからやらない」よりは「無理なく楽しく」やってみましょう。

    20130509_01 20130511_02 20130831_02 足踏み脱穀 唐箕 20130928_02

    また、都会での仕事や生活に疲れたり、体や心を壊してしまったり、将来仕事がなくなる不安に駆られている人がいたら、自然豊かな場所でまずは米づくりの技を身に付けることを提案したいのです。田舎暮らしの選択肢を持っていれば、心にも余裕ができると思います。家賃の安い木更津に住みながら、東京へバス通勤している人もいますので、徐々に移行していくことも可能だと思います。

    子どもには小学生から食べ物をつくることを学んでほしいです。将来何が起こっても、自ら食べ物を作って生きていく選択肢を持っていれば、もっといろいろなことにチャレンジできると思いますし、もし仕事を失ったり、お金に価値がなくなっても、生きる技を持っていれば、それが最高の財産になるからです。

 

3.特徴

    ■米づくりのポイントを体験で学べる

      料理本を見ただけでは料理の腕が上達しないように、ネットや本で米づくりの手順を調べることはできても、実際に体験しないと身につきません。だからと言って、会社勤めをしながらずっと田んぼに張り付きっぱなしというわけにはいきません。ここは体験したほうがよいと思うところを、天候や育ち具合を見ながら日程調整し、ワークショップでオープンにしていきます。
    ■火をつかう

      昼食は主に薪を使って調理します。火付けや薪での炊飯などが体験でき、何度も参加することで技が得られます。災害時にも役立ちます。
    ■苗づくりからやる

      苗は買うこともできますが、お金をかけずに手間や観察を愉しみたいと思います。種籾(たねもみ)から芽が出て、秋には天日干ししたおいしいお米を竹筒で炊いて、みんなで食べたいと思います。
    ■愉しむことが原則

      どうすれば愉しみながら続けられるか、ない頭をひねりながら、できるだけ工夫を凝らします。ご自身が愉しんで参加できるよう、何でも提案してください。しっかり睡眠も取ってきてください。おしゃれで気分が上がる方は、かっこいい作業服や長靴をまとってみてください。
    ■基本的に自由

      慣れない作業で体を痛めたり、やりたくなくなっては意味がありません。疲れたり、飽きたりしたら、のんびりしていても結構です。基本的には数時間の作業にして、昼食を食べた後はできるだけ自由参加にしたいと思います。また、毎回参加できなくても構いません。忙しいときや予定が入ったときは、どうぞ飛ばしてください。学びたければ、また来年学べばいいのです。日程変更のご要望にもできる限り対応しますのでご相談ください。
    ■都心から近い

      東京・品川・川崎・横浜駅から木更津駅まではアクアラインバスで約1時間です。館山自動車道の木更津北インターから、車でもお越しになれます。
    ■栽培品種

      2013年の栽培品種はコシヒカリと黒米、2014年は黒米のみでした。2015年はササニシキにしてみます。もち米やもち米を交配させた品種はアレルギーを引きおこしやすいという話もあるようです。ササニシキはコシヒカリに比べると栽培しにくいようですが、もち米を祖先に持たないうるち米です。日本では餅は特別な食べ物だったようです。たまに食べるくらいがいいのかもしれません。
    ■「まずは作り方を学ぶ」から「適正技術で愉しく続ける」へ

      2013年、2014年は「手作業・無農薬・無肥料」でやれました。2年間手作業でやってみて、愉しく続けられそうなことと、続けるのが大変なことがみえてきました。2015年も「無農薬・無肥料」でやりますが、2つの作業について適正技術を探っていきます。ひとつは、田起こしに小型耕運機、もうひとつは、臼ではない籾摺り機の導入を検討しています。いまの規模ならば、この2つ以外は手作業のほうが愉しめそうです。この2つも手作業の体験はできるように残します。
    ■米の配当あり

      収穫できた米は、参加回数に応じて分配します。
    ■減免なども検討します

      もし「収入が少なくて、参加したいけど参加できない!」という方がいましたらご相談ください。そういう人にこそ、米づくりを身に付けてほしいと思っています。物納や働きでのお支払い、ここで小さな仕事をつくってみるなど、一緒に考えましょう。

 

4.免責

    □ 予定どおりにいかないこともあるかもしれません。万一こちらの責任でお約束を果たせずご満足いただけなかった場合は、参加費の範囲内で返金させていただきます。いかなる理由でも、参加費を超えての補償はできませんので、ご了承ください。
    □ このワークショップでの事故の補償はできません。不安な方は携帯電話から入れるレジャー保険などに各自加入してください。

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3-biz 前田商店
前田 敏之

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