糞土研究会 ノグソフィア のWEB管理、イベントコーディネイトをしています。
「なぜ、ノグソフィアを?」
月3万円という小さな仕事の複業ですと、応援したい人の小さなお手伝いを仕事にすることができます。
実はうんこは生態系の循環に欠かせないものなのです。それまで環境問題に取り組んでいた僕は、表層だけの循環社会や低エネルギー暮らしを訴えるだけではダメだと、伊沢さんに気づかされました。以後はそれを伝えるお手伝いや、バイオトイレ製作、たまにのぐそを愉しんでいます。
元自然写真家の伊沢正名さんはのぐそ暦40年。図書館に行けば、キノコやシダ、コケ、変形菌の図鑑の多くには伊沢さんの名前が載っています。一見すると、のぐそをしているようにはとても見えない気さくで紳士な方です。そんな伊沢さんは2006年から、これまで築いた写真家としての地位や安定した収入を捨て、信念を持って糞土師としてのぐそ道を邁進しています。なぜそこまでしてのぐそをし続けるのか?著書「くう・ねる・のぐそ」でご存知の方もいらっしゃると思います。
うんこをテーマにしていると、さまざまな方面から非難を浴びたりすることもありますが、僕は大事なことに気づかせてくれるこんな稀有な人を埋もれさせてはいけないと思い、伊沢さんがお元気なうちに多くの舞台に立っていただくためにお手伝いしています。
「どんな人たちが支持しているの?」
これは『フンド坊』という漫画家の小池桂一さんが描くキャラクター。
ノグソフィアのロゴも、伊沢さんの称号『糞土師』も、小池さんが創られたものです。糞土研究会の会報には毎号、フンド坊のイラストとコラムが寄稿されています。
2013年12月に絵本「うんこはごちそう」が出版されました。イラストレーターの山口マオさんのキャラクター「マオ猫」が狂言回しとして登場します。
『カビ図鑑』の共著者で菌学者の細矢剛さんの推薦で、2014年2月、松下幸之助 花の万博記念賞「松下正治記念賞」を受賞しました。
ほかにも、伊沢さんの講演を広めるために各地でイベントを主催してくださっています。県立博物館、国立・私立大学などでも講演しています。
「ぜひ各地でイベントを開催してください」
伊沢さんはみんなにのぐそをするように訴えているわけではありません。もっと大事なことを伝え、ご自身の生き方を全うするためにそうしているのです。一度講演を聴いていただければ、その真意に触れることができます。伊沢さんが唱える「正しいのぐその仕方」は、トイレがないとき、紙がないとき、大震災でインフラが機能しなくなったときにも役立ちます。
うんこがテーマだとなかなか人が集まらないこともありますし、逆に興味を持ってもらえることもあります。実は僕がはじめて主催した伊沢さんのイベントは二部構成で、第二部の講演のほうは人が集まりましたが、第一部のワークショップの参加者は1人だけでした。それでも伊沢さんは嫌な顔ひとつせず、丁寧に説明してくれました。「どんなに少人数でも、聞いてくれる人がいるなら、どこにでも出向く」という方です。少人数でも構いません。もし参加者がたくさん集まらなかったとしても心配しないでください。うんこがテーマにもかかわらず、主催をチャレンジしてくださるそのお気持ちがうれしいのです。
講演やワークショップなど、リーズナブルな費用で提供できるメニュー を用意しています。イベントに合わせた講演時間の短縮や懇親会の追加など、細かな調整も可能です。講演イベント開催や、主催イベントへの組み込みなど、お気軽にご検討ください。講演依頼やお問い合わせは こちら から。